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バンド臨終図巻

バンド臨終図巻
バンド臨終図巻
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速水健朗 円堂都司昭 栗原裕一郎 大山くまお 成松哲
河出書房新社
売り上げランキング: 25861

「図巻」だということなので、知ってるバンドやグループだけつまんで読んだ。最近、BOφWYやComplexなどバンド再結成について話題になっている。キャンディーズもスーちゃんが亡くなったり、何かと時事ネタにつながる内容がいろいろあり。

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「渋滞」の先頭は何をしているのか? (宝島社新書 291)

「渋滞」の先頭は何をしているのか? (宝島社新書 291)
西成 活裕
宝島社
売り上げランキング: 71509

この本を読んでいると、おそらくこうだろうという経験則のいくつかは、学問的にも正しそうだという例がいくつかある。たとえば、右折は1.5秒、車間は空けたほうが渋滞は緩和できるなど。人為的に引き起こした実験環境下では、想像以上に効果があるようである。

メタ安定状態の崩壊による自然渋滞発生メカニズムの説明から、全体が個人の単なる総和を超えたすばらしい特性を獲得する「創発」を目指すべきという、自然科学と社会科学の融合をなす学問領域を築きあげつつある著者の仕事はおもしろいしすばらしい。

夏にむけて心配されている電力不足や大規模停電も、一種の渋滞なのだろうか。

以下はメモ:

  • 進化ゲーム理論-「利他」の精神

  • 著者のホームページhttp://park.itc.u-tokyo.ac.jp/tknishi/

  • 非対象単純排除過程-0-1がゾロゾロ

  • ハンチング現象-目的地へ2つルートがあるとき、渋滞と自由走行が交互に入れ替わる

生命保険のウラ側 (朝日新書)

生命保険のウラ側 (朝日新書)
後田 亨
朝日新聞出版
売り上げランキング: 15014

生命保険の見直しをやらないといけないと思いつつ、難しすぎて腰が重かった。「定期保険一本に絞ってよい、保険の営業マン達は団体保険一本と言う人も」と聞くと、やっぱりそうかと自信がついた。なんでも自己責任みたいな風潮のなかでの情報リテラシーは、大量の情報を理解して賢く判断することではなく、「プロが戦いなれたフィールドに近寄らないこと」というのは、保険の分野に限定されない知恵で、とても大事。

ザ・ロード

半分で読むのをやめた。なんだこれ?意味分からず、謎もないまま読めというのか?読み物として成立してない。

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おとぎのかけら 新釈西洋童話集

おとぎのかけら 新釈西洋童話集
千早 茜
集英社
売り上げランキング: 102198

「魚神」の千早茜の短編集。元の西洋童話をモチーフに、童話の影の部分を、現代の日本を舞台にして小説にしてしまうという、なかなか離れ技。作家の手腕というべき。

基本的に、どろどろしてキモチ悪い話。そういうのが好きな人向け。最後の「いばら姫」だけは、元の童話を知らなかったが、これだけ少し前向きになれるような終わり方で、すっきり読み終われる。

月桃夜

月桃夜
月桃夜
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遠田 潤子
新潮社
売り上げランキング: 204362

奄美や沖縄方面へお出かけの前にお勧め。あるいは旅行後であっても。

美しい島と海の風景の中で、労苦と理不尽に苛まれる登場人物たち。神々すら味方ではない。島の神様たちは、まさに島と海の自然観で、ここがいくつかあるこの作品の読みどころ。惜しいのは、島の神々の存在に対する解釈を自身に語らせてしまったところ。

琉球囲碁に飲まれてヤンチュに落ちぶれた老人、薩摩での刃傷沙汰が原因で左遷された侍など、脇役たちが光る。

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光媒の花

光媒の花
光媒の花
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道尾 秀介
集英社
売り上げランキング: 1568

前のストーリーの登場人物が、次のストーリーの主人公になる形で連鎖する6つの短編。ありがちかもしれないが、少々気持ち悪い1,2編目から、3,4と進むにつれて少しずつ救いがある話に変わっていき、最後にはタイトルが表すように、ひとつの絵として運ばれていったような、そういう小説でした。

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