2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

The Lady in White

The Lady in White, Cambridge English Readers Level: 4), Colin Campbell 会談というよりも都市伝説か?100万語系読書では結構なあたり作で一気読み。主人公の恐怖感が生々しく伝わってくる。お薦めの一冊に入れたい。

会話の心理テクニック

会話の心理テクニック―相手の「こころ」を惹きつける、吉田 典生、コスモ文庫 最近関係者とうまくコミュニケーションが取れない、もっと相手を楽しませられるような話術を身につけたいと思い、近所の本屋でゲット。この手の本はビジネス書の定番テーマで数も…

Great Expectations

Great Expectations, Charles Dickens (Oxford Bookworms Library Level.5) 歴史の教科書に出て、受験頻出問題でもある(本当か?)「二都物語」のディケンズの著作(だと思う)。もちろん原文じゃないが、時代背景や昔の風習などがわからないこともあって、…

カエサルを撃て

カエサルを撃て、佐藤賢一 人類史上最も偉大な英雄の一人であるユリウス・カエサルを描く切り口としては非常に斬新な作品ではないだろうか。皇帝の代名詞であり、神格化された英雄の苦悶というより、中年男の優柔不断が、ガリア王ヴェルチンジェトリクスの若…

豹頭王の行方

豹頭王の行方(グインサーガ96)、栗本薫 ついにノスフェラスに変化が。急展開続きの中にも急展開な一冊。

When Summer Comes

When Summer Comes, Heen Naylor, Cambridge English Readers (Level 4) 一夏の出来事の結末はいかに?百万語めざしていると、平易な文章だけに文体にこるようなことができないので、ストーリーが本の面白さを直接決める要因になる。しかし、この本は話の展…

百器徒然袋 風

百器徒然袋 風講談社ノベルス 京極 夏彦 (著) 京極夏彦のいくつかあるシリーズのうちのひとつ、薔薇十字探偵社の榎木津礼次郎とその下僕たちの短編。とはいえ、もしかすると短めの長編に匹敵する長さ。薔薇十字シリーズは京極堂シリーズのわき道のような位置…