ライフハックス鮮やかな仕事術

「スピードハックス」、「チームハックス」に続いて「ライフハックス」を読む。発行順でいえば、「ライフハックス」が一番目。ほかの2つと違い、大橋氏との共著ではなく、佐々木氏一人で書いている。その所為か、ほかの2冊とは雰囲気がかなり違う。ほかの2冊はよりハックスの部分にウェイトがあり、この「ライフハックス」は心理学的な裏づけ部分が、表立っている。

内容は、「スピードハックス」とそれほど違わないが、「ライフハックス」が原点であろうことと、佐々木氏自身のツールの利用例などが参考になる。

3冊も類書を読んだので、その間に自分で実践して役に立っているもの/いないものをリストアップ。

役に立っているリスト:

Remember the MilkでToDo管理。やるべきことをすべて書き出す。

・タスクの分割。すぐやる、あとでやるの他に、いつかやる、少しずつやる、やらないリストも管理。

Google Calendarで「今日の予定」「今日の実績」をつける。そして順番に、最高速で片付けていく。

・ストップウォッチ。ストップウォッチは使わないけど、強く時間を意識して本屋論文を読むことで効果が上がる。細かいところに引っかかって時間をつぶすよりもパフォーマンスが上がる。気になったところは別途、時間を取ってやればよい。

・習慣づけのために、好きなお菓子を食べる方法。

役に立っていないもの:

・メールでメモを取る。自席以外で仕事をする必要がほとんどないので、メールを送る手間のほうが大きい。

他には、アフォーダンスの説明がわかりやすかった。