ノスフェラスへの道―グイン・サーガ 97

ノスフェラスへの道―グイン・サーガ 97、栗本 薫、ハヤカワ文庫 JA

あとがきで著者自身が言っているように、予告の100巻を目前にして、新しくストーリーが転がりだした感じ。じめじめしたや、何でもありありのSFチックなエピソードよりも、生身の人間が人間のために戦う戦記系のエピソードが、わたしはグインの中では気に入っているところ。そういうストーリー展開になりそうで、こういうのが続くなら100巻超えても付き合ってもいいかな、と思い直した。

じつは著者と狂信的読者のやりあいにはうんざりしてたんだよな。